塩盛弘一郎 (機能物質化学講座・准教授)

主な研究テーマ 研究内容、最近の研究成果および
共同研究・受託研究等の推進状況等
キーワード
液−液界面を利用した反応・分離・材料調製

機能性微粒子・マイクロカプセルの調製と応用

ポリマーの相変化と分子認識を利用した分離・材料調製

脂質の酸化機構と抗酸化技術

焼酎の蒸留技術に関する研究

界面活性剤が有機溶媒中で形成する分子集合体の逆ミセルは,内部にナノサイズの微小水相を有し,非常に大きな油-水界面を持っている.

微小水相と油水界面を利用してタンパク質や難溶解性化合物の分離,逆ミセルの設計,酵素反応,材料調製に関する研究を行っている.

溶媒抽出による金属イオン,有機酸,酸などの抽出反応の界面反応機構を明らかにし,高効率な抽出装置の開発研究を行っている.

エマルションなどの液-液分散系を利用して重合反応,ポリマーの相分離,界面反応により多孔質微粒子,薬剤内包マイクロカプセル,徐放性マイクロカプセルの調製を行い,構造・機能性制御に関する研究を行っている.

脂質の酸化反応におよぼす抗酸化剤添加の影響を明らかにし,反応工学的手法により抗酸化機構および抗酸化技術の開発に関する研究を行っている.

焼酎の蒸留操作は,製品の香味に大きく影響することから,焼酎の微量成分の気液平衡を明らかにし,微量成分の含有量の制御を目的とした新しい蒸留技術の開発を行っている.

機能性微粒子

マイクロカプセル

相変化

分子認識

脂質

蒸留技術

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