マイクロカプセルの調製と応用に関する研究

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マイクロカプセルは,液体や粉体を包み込んだ小さな球状粒子です.
包み込まれる物質を芯物質,骨格を形成する物質を壁物質と呼びます.

当研究室では,O/W(水中油滴型)型エマルションやW/O/W型エマルションのin-situ重合および液中乾燥によりマイクロカプセルを調製しています.壁物質には,ポリスチレン共重合体や生分解性ポリマーを用いています.芯物質には,タンパク質,塩類,その他の薬剤を用いています.水溶性芯物質の場合はW/O/Wエマルションを,油溶性芯物質の場合はO/Wエマルションを調製してカプセル化を行なっています.
W/O/W型エマルションの液中乾燥によるマイクロカプセルの調製方法をこちらに紹介します.


 

内部に包み込んだ物質を徐々に放出させることにより長期間の薬剤の効果が期待されます.
種々の応用が期待されています.



発表論文


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