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ごあいさつ(No.20会報より)

化学会会長 三重野 彰敏(昭和47年卒)


 この度、会長の大役を仰せつかりました昭和47年卒の三重野彰敏です。(あまりに突然な事で、只々、恐れ入っております。)身に余る大役に、気の引き締まる思いです。
 初夏の頃でしたが、河野恵宣先生からお電話を頂きました。「村上会長の体調が悪く、会長を辞任されるので、副会長の佐藤松男氏、原田繁利先生と相談した結果、三重野君を推薦する」と。私は驚き、「私にできますかね?」と聞き返しましたところ、河野先生は「僕たちが協力するから」と言ってくださいました。そのような経緯で引き受けた次第です。只、本化学会を愛する気持ちは皆さんと同じくらい持っています。どうぞよろしくお願い致します。
 少し自己紹介しますと、昭和23年大分県国東半島生まれ、北九州八幡育ち。昭和43年宮崎大学工業化学科入学、昭和47年卒業、同年、トヨタ自工系キャタラー工業入社、昭和55年宮崎にUターン。以後、大成住宅に勤務しております。今、世間で騒がれています団塊の世代です。
 私が化学会に出席させて頂き始めて14〜15年になりますが、何時も感心するのは事務局が河野先生を中心に良くまとまって会を運営しておられるということです。だからこそ、会は安定して発展したのだと思います。今は若い、塩盛先生、宮武先生、菅本先生も頑張っておられ頼もしい限りです。
 さらに、河野恵宣先生の工学部同窓会会長就任は、化学会にとって、大変喜ばしいことであり、盛り上げていかなければと力が入ります。
 前会長、日高兵馬さんを筆頭に宮崎ガス(株)の会社ぐるみの協力体制も素晴らしく、化学会の発展に大きく寄与された事は皆様の知るところです。先日、在京の宮崎県人会に行ってきました。東京で頑張っている多士済々の方々のお話を聞くことができ、大変刺激になりました。心細いので46年卒の井口先輩や満永君にも参加してもらい、お蔭で楽しい時間を持つ事ができました。
 自分が化学会の発展に何ができるのか、皆さんと焼酎でも酌み交わしながら語り合い、楽しみながら道を探っていきたいと思います。
 最後に会員各位のご発展とご健勝をご祈念申し上げ、挨拶といたします。



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