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GCMS (SHIMADZU GCMS-QP2010)
オートサンプラ,ヘッドスペースサンプラ付き。
溶液や気体中の含有成分の定性・定量分析に利用できる。また,ヘッドスペースサンプラが付いているので揮発成分の定性・定量分析に利用できる。NISTデータベース(約130,000化合物)と精油のデータベース(約1,600化合物)があるため,簡単に試料に含まれている有機化合物の化学構造が予想できる。
ヘッドスペースサンプラは,液体や固体のサンプルを一定温度に温め,揮発した成分をサンプリングしてGC-MSに注入する装置。食品中の香気成分,化成品の臭い成分,環境水中の有害揮発成分の定性や定量に用いられる。
研究室では水蒸気乾燥凝縮液,木酢液,忌避剤,香りの分析に利用している。

赤外分光器 (HITACHI 260-50型)
赤外線吸収スペクトルから分子の構造などの解析に利用できる。
研究室では合成した化合物の同定,天然物から単離した化合物の構造の特徴を調べるのに利用している。




1H-NMR (HITACHI R-1500型)
プロトンの核磁気共鳴スペクトルより,化合物の水素の結合形式などがわかる。
研究室では合成した化合物の同定,天然物から単離した化合物の構造の特徴を調べるのに利用している。




可視・紫外線吸収 (JASCO V-530)
分子の可視・紫外線吸収スペクトルから構造などの解析に利用できる。
研究室では,酵素反応や有機反応の反応追跡,合成した金属錯体の同定などに利用している。








HPLC (SHIMADZU LC-9Ax2, DGU-14A)
検出器:SHIMADZU SPD-10A, SofTA ELSD Model 200
検出器としてUVを使用しており,紫外線を吸収する有機化合物の分析に利用できる。既知物質のピーク位置を基準にして,未知物質の同定・確認,多成分の同時定量ができる。
また,エポレイティブ光散乱検出器も所有しており,糖類など紫外線を吸収しない物質などの分析にも利用できる。
研究室では,酵素反応や有機反応の反応追跡,合成した化合物の光学純度の決定,などに利用している。

GC (SHIMADZU GC-14Bx2, GC-8A)
検出器としてはFIDとTCDを使用している。既知物質のピーク位置を基準にして,未知物質の同定・確認,多成分の同時定量ができる。カラムはパックドカラム,キャピラリーカラム,キラルキャピラリーカラムを利用して分析を行っている。
研究室では,水蒸気乾燥凝縮液・木酢液の分析,有機反応の反応追跡,合成した化合物の光学純度の決定,などに利用している。

炭化装置
電気炉を木材の炭化に利用できるように改良した装置。
木材などを炭化でき,炭化物・木酢液・木タールが得られるようになっている。
研究室では,木材・葉などの炭化に利用している。

ソックスレー抽出装置
特注の大型ソックスレー抽出装置で,一度に リットルの溶媒で連続抽出できる。
樹木中の有機物を溶媒を用いて連続抽出している。


元素分析装置(機器分析センター)
マニュアル(pdf)