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(1) 窒素雰囲気下異なる炭化温度で調製したスギ材木炭の物性

(2) 酸素雰囲気下で調製したスギ材木炭の物性
・炭化時の酸素濃度が増加すると,スギ材木炭はアルカリ(NaOH, NaHCO3)の吸着量が増加し,pHがより酸性側に変化した。炭化時の酸素濃度が増加すると木炭表面の酸性官能基の増加が示唆された。
・炭化時の酸素濃度が増加すると,スギ材木炭はアンモニアやアミン類など塩基性の悪臭物質を多く吸着した。この吸着量は市販の活性炭より優れていた。これは木炭表面の酸性官能基が増加し,塩基性物質との化学吸着量が増加したためと推定した。